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自然災害と実家じまい ― もしもの時に知っておきたいリスクとは

皆さんこんにちは。「実家じまいの藤原先生」です。
最近、皆さんもニュースでご覧になった通り、私が住んでいる千葉県でも大雨による大きな被害が発生しました。それ以前には熊本での地震、北陸地方(福井県・石川県など)を襲った大雨のニュースも記憶に新しいところです。
今回は「実家じまいと自然災害」について、私が日頃感じていることをお伝えしたいと思います。
記憶にないほどの大雨
私は千葉県佐倉市に住み始めて二十数年になりますが、これほどの大雨は記憶にありません。生まれてからずっと佐倉市に住んでいる知人でさえ「ここまでひどい雨を見たのは初めて」と話していました。
この記録的な大雨により、自動車が冠水して動かなくなり路上に放置されてしまったり、床下浸水・床上浸水の現場を目の当たりにしたりしました。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げるとともに、残念ながら命を落とされた方もいらっしゃいます。謹んでお悔やみを申し上げます。
「担当している実家は大丈夫だろうか」という不安
こうした自然災害のニュースを耳にするたびに、仕事柄どうしても不安がよぎります。「自分が担当している実家、管理している実家は被害を受けていないだろうか」と。
実家じまいのご依頼をいただくご実家の多くは、すでにご実家には住んでおらず、別のところにお住まいの方からのご依頼です。つまり空き家の状態であることがほとんどです。「被害がなければいい」と願いながら、日々不安な気持ちで過ごしています。
空き家が自然災害に遭うと、どんなリスクがあるのか
いざ被害に遭ってしまった場合、実家じまいの場面ではいくつかのリスクが生まれます。
① 売却価格への影響
床上浸水や床下浸水など、家自体が水に浸かってしまった場合、次の買い手に売却する際、過去に被害があったことを伝えないまま売ることはできません。必ず告知が必要になります。
そうなると、通常時に比べて売却価格は下がらざるを得ません。買われる方も「また同じような災害が来るかもしれない」というリスクを承知の上で購入することになるため、そのリスクを見込んだ価格になってしまうのです。
② 地震による火災のリスク
熊本地震のときのように大きな地震が起きると、火災につながるケースがあります。お夕飯の支度中や揚げ物をしている最中に地震が起きると、油を使っているぶん火災に発展しやすくなります。家が丸ごと焼けてしまうこともありますし、実際にそこに住んでいなくても「もらい火」で被害を受ける可能性もあります。
③ 火事場泥棒による空き巣被害
残念ながら、災害に乗じた空き巣被害のニュースも後を絶ちません。地震で避難所に避難している間に、空き家になった住まいに泥棒が入るというケースです。これも見過ごせないリスクの一つです。
ハザードマップだけに頼らない備えを
自治体はハザードマップなどで過去の事例をもとに被害を予想していますが、近年はその予想を超える災害も増えています。自治体の情報を参考にしつつも、「これくらいは起こりうるかもしれない」というリスクを自分自身でも意識しながら過ごすことが大切だと感じています。
私自身も不動産業界に身を置く者として、売り手も買い手も安心して取引できるよう、丁寧な説明と接客を心がけていきたいと思います。
空き家のご実家をお持ちの方へ
今回は千葉県など特定の地域が被害を受けましたが、こうした被害は日本全国どこでも起こりうるものです。
もしご実家を空き家のまま所有されている方、ご両親が施設に入所されてご実家が空き家になっている方がいらっしゃれば、今回お伝えした浸水・地震・火災・空き巣といったリスクを、ぜひ頭の片隅に置いていただければと思います。
「空き家だからすぐに売りましょう」とお伝えしたいわけではありません。ただ、空き家として所有し続けることには、自分の力の及ばない自然災害というリスクが伴う、ということだけは知っておいていただきたいのです。
実家じまいについてお悩みのことがございましたら、公式LINEからお気軽にご相談ください。実家じまいに関するお役立ち情報もお届けしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
