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終活と相続って”どう違うの?”
テレビや雑誌で終活、相続という見出しを見ない日はありません。
でも、終活と相続ってどう違うのか?
言葉として説明できるという人は少ないかもしれません。
今回は終活と相続の違い、それぞれ何をやるのか?を学び、来る終活と相続に備えましょう!
終活とは?
終活とは、人生の最期を意識しながら、これからの人生を自分らしく生きるための準備をし、亡くなったあとに備えること
終活でやること
一般的に言われている「終活」とは?
- エンディングノート
- 断捨離
- シニアが暮らしやすい住まいのリフォーム
- 財産の整理(不動産、有価証券)
- 生命保険、損害保険の見直し
- 認知症対策
- 葬儀やお墓のこと
- 介護に備える
- 終末期の医療について考える(延命治療、尊厳死)
- などなど
相続とは?
相続とは、亡くなった人の財産を配偶者(夫や妻)や子どもなど遺された家族に引き継ぐこと
相続でやるべきこと
一般的な「相続」でやるべきとされること
- 遺言書の作成
- 相続税対策
- 民事信託(家族信託)
- 成年後見(任意後見)
- 不動産を活用しての節税対策
- 贈与
- などなど
このように、手続きなど”やるべき”ことに注力しているのが終活・相続です。
ですが私は、本当は遺す人も遺される人も幸せに過ごすことを目的とするのが終活・相続だと考えています。
相続は「想続」です!
想いを繋ぐ、親から子へ、子から孫へ。
これをご覧のかたもお父さん、お母さんから産まれました。
親であれば、子どもが産まれたら、
「幸せな人生を歩んでほしい」
と願うものです。
そして、その想いは年月を経て、終活や相続というカタチで想いを伝えることこそが「想続(そうぞく)」だと思っています。
相続は手続きや税金の問題だけじゃない
手付きや対策も大事ですが、本当に大切なのは気持ちです!
その気持ち、想いをカタチにするための遺言書などの手続き・対策なのです
本来は親から子へと未来のバトンタッチ
親亡きあと、本当の人生が始まります。
今までは親の加護や”目”がありましたが、本当の意味で人生がスタートすると言っても過言ではありません。
人生100年時代、親の想いが詰まった財産をどう使って幸せな人生を送るのか?
1番大切なことを置き去りにして、終活・相続をしても幸せになれません。